ざ・さとやまは、「生き物」に配慮し、環境を保全する【弥生式農法】(古代より脈々と受け継がれてきた農法)による自然栽培を推進しています。

農事組合法人 ざ・さとやま組合

広葉樹

日本の農を考える

やまとの森は宝の山「ざ・さとやま再生計画」

農事組合法人ざ・さとやま組合は、日本の山林・原野・農地など生命の宝庫である里山で、生物多様性に配慮した「環境保全型農業」の推進を行っています。
荒れ放題だった耕作放棄地に色とりどりの作物が実り、多種多様な生きものが息づく里山が再生されるようになってきました。

棚田での古代米の育成や野菜類の露地栽培。また環境教育の一環として都会の幼稚園、保育園、小学校の生きもの観察、畑の収穫体験、田植えや稲刈り体験を実施しています。
そこに息づく多くの生きものや自然に触れ、訪れた子どもたちや先生たちの‟学びの場”となっています。また、生物多様性に配慮した環境保全型農業を広報するためのイベントを企画、開催しています。

古来より里山は、それを囲む集落を村のみんなで守ってきました。
現在は都市化が進み、同時に人が離れた里山は過疎化が進み、放棄竹林や耕作放棄地による山の手入れ不足で、多様な問題を抱えるようになりました。一方で、生活の豊かさを求め、都市・農村部の開発や慣行農業を進めることで、生きものたちは住む場所を追われ、多様な生態系を育む環境が失われつつあります。
その中で、人間とそれ以外の多様な生きものが共存できる場を整備していくことによって、山や田畑が息を吹き返し、昔のような多種多様な生命が息づく緑豊かな里山が再生されると考えています。
人工林の間伐材を利用した木質ペレットをペレットストーブ・ペレットボイラーの燃料として使用し、バイオマスエネルギー事業にも取り組んでいます。

みんなでまなぼう!みりょくがいっぱい かやのもり